夏休みのはじまりの日、ぼくは朝からそわそわしていた。いつもより早く目が覚めて、窓を開けると空がよく晴れていて、今日が特別な日になる気がした。朝ごはんを急いで食べて、家族みんなで駅へ向かった。リュックの中にはタオルと着替え、飲み物、そして母が作ってくれたおにぎりが入っている。電車に乗ると、同じように海へ行く人がたくさんいて、車内は少しだけ夏のにおいがした。

海に着くと、...